電子タバコおすすめの選び方

電子タバコにおけるサブオームという単語は実は最近は少しずつ廃れてきています。

サブオームが指す意味と共に電子タバコにおけるサブオームについてご紹介していきたいと思います。

先日、爆煙に関する記事を書きました。
爆煙するなら?爆煙でオススメの本体(MOD)・機種は?
爆煙も少しづつ聞かなくなった単語ではあるのですが、サブオームは更に聞かなくなってきています。

その理由とは??少し掘り下げてみましょう。

そもそものサブオームのサブの意味

英語で書くとSub-Ohm
英語で『sub-』は接頭語(接頭辞)です。

例えば、『un-』や『im-』を付けると否定的な意味になります。
例:comfortable(快適)⇔uncomfortable(不快)、possible(可能)⇔impossible(不可能)

『sub-』は『〜の下、〜未満、下位の』という意味の接頭語です。

サブミリで、『mm未満の』という意味で、0.1mm~1mm未満を指す単位としても使われていた経緯があります。

電子タバコにおけるサブオーム(subohm)とは?

Ohm(Ω/オーム)は電気抵抗を表す単位です。
電子タバコ基本の仕組みを図解
電子タバコの基本の仕組みとして、アトマイザー(蒸散機)の内部にあるコイルに通電することで熱を発生させ、その熱がリキッドを蒸発させることで煙を発生させています。
アトマイザーには様々な形や種類がありますが、基本の仕組みは一緒です。
そして、コイルは巻けば巻くほど抵抗値は下がっていきます。

抵抗値とコイルの関係
低抵抗 高抵抗
太いワイヤー 細いワイヤー
少ない巻数 多い巻数
コイル直径小 コイル直径大

より太いワイヤーを少ない巻数でコイルにすると抵抗値は下がっていきます。
混乱してしまいますが、ワイヤーは太いほうが電子を通しやすいです=抵抗値は低くなる。

『Sub+Ohm』意訳すると『SubOhm=オーム以下』となります。
要は1Ω未満の抵抗値を表す電子タバコにおける表現がサブオームということになります。
0.1Ω~1Ωを指すのがサブオームだと捉えることができます。

抵抗値が低いと何がいいの?となると思いますが、電圧が等しければ、抵抗値が下がるほど電力が増します。

電子タバコの煙の量を決めるもの

電子タバコの煙の量は主に、
電圧、抵抗値、エアの供給量×リキッドの粘性や成分(主にVG比率)
といった要素で決定づけられます。

以下詳細な仮の計算です。

電圧(V)×電圧(V)÷抵抗値(Ω)=電力(W)
バッテリーから平均的に出力される電圧が3.7V、コイル抵抗値を1Ωとすると
3.7×3.7÷1=13.69W
電力(W)はほぼイコールで発熱量(電力(W)×時間(秒)=熱量(J))です。

これを抵抗値0.5Ωのコイルに切替えると
3.7×3.7÷0.5=27.38W
出力される電力も必然的に倍になります。

更に抵抗値0.1Ωのコイルに切替えると
3.7×3.7÷0.1=136.9W

実際にはバッテリーから出力される電圧も一定ではなく変動しますが、抵抗値を下げると電力が上昇することがわかります。

高い温度でリキッドを熱すればその分沢山の煙が発生します。

まとめると『抵抗値(Ω)を下げると、より高く電力を消費(≒より高い熱が発生)し、煙がたくさん出る』となります。

0.1Ω~1Ωのサブオーム領域は爆煙のための用語だと分かります。

抵抗値と味への影響と爆煙になると味が飛ぶ?

市販のリキッドは大抵色々な使用条件は考えられているものの、傾向としては爆煙にすると味は感じにくくなるとされています。

となると爆煙やサブオーム対応の電子タバコは味がしにくいかと言うとそうでもなく、アトマイザーの作りやリキッドの粘性等によっても変化があります。

サブオームという言葉は最近聞かなくなりつつある

低抵抗なコイルを作ること自体は何ら難しことではないので、本体(MOD)自体が低抵抗に対応することが一般的になり、別にサブオームと銘を打つまでもなくなった、というのが現在なのだと思います。
もちろん、低抵抗に耐えうるだけの性能を持つことができたからという面もあると思います。
ただ、サブオーム自体は差別化要因になっていた時期を過ぎてしまったということだと思います。

サブオームって危険?

使い方と機器の選択によりけり」というのが正直な回答です。

例えば電子制御が付いていないメカニカルMODを使用している時にサブオームにしようとすればするほど、リスクは上がります。
また、テクニカルMOD(電子制御、ショート防止)などが付いている機器では、対応範囲外の抵抗値のアトマイザーがセットされた場合は、通電しない仕組みになっています。
ただ、電子機器ですので100%の安全性が保たれるわけではありません。

ですので、アトマイザーのショートしないように気をつけたり、バッテリーの取り扱い(保護皮膜が剥がれていない)など基本的な注意点はテクニカルMODでも必要です。
その上で、サブオーム領域対応のコイルやアトマイザーを使用することはいくらかリスクが上昇することは間違いありません。

ただ、最近発売のアトマイザーに付随しているコイルは0.5Ω、0.3Ωなどが当たり前です。
既製品のコイルを使うアトマイザー(クリアロマイザーのコイル)は自作のコイルアトマイザーよりはショートの可能性は低いです。

サブオームは使いたいけど、心配という方はテクニカルMOD+市販のコイルで電子タバコを楽しむほうが安全です。

最近の電子タバコ本体自体は下限抵抗値として、0.1Ω〜が一般的ですが、少し余裕を残しておいたほうがいいことも事実です。

主に流通しているボックス型の電子タバコの下限抵抗値を転記してみます。

下限抵抗値 温度管理利用時
EVO75 Kit 0.1Ω
iStickPico 0.1Ω 0.05Ω
TOP BOX 0.1Ω
eVic-Basic Mini  0.1Ω 0.05Ω
SUBOX Mini 0.3Ω

サブオームが当然になってしまった市場ですが、対応ワッテージの幅の高さで爆煙志向の人向けに商品展開を行っているように思われます。
iStick PicoもiStick Pico TC75Wと表記したりしますが、この75は対応ワットの表記です。

正直100Wでも疑問符がつきますが、300W対応なんて機種も存在していたりします(笑)
使用バッテリーは3本!

サブオームの結論:最近の爆煙タイプの機種を買えばOK

以上、電子タバコの歴史のお話のように結果的になってしまいましたが、シンプルな回答をお伝えするなら、爆煙タイプの最近の機種を購入すれば間違いありません。

先程も機種名のみご紹介しましたが、iStickPicoほかボックス型の電子タバコはほとんどサブオーム(1Ω以下の抵抗値)に対応しています。
ボックス型の電子タバコの選び方のコツなどは以下をご参照ください。
電子タバコのBoxMod(箱型のテクニカルMod)でおすすめ機種は?

電子タバコおすすめの選び方